夏の夜の夢
 久しぶりのエントリィです。

 いや、言ってもしょうがないんだけど。毎日毎日暑いです。「およげ!たいやきくん」の冒頭部分がことあるごとに思い出されます。夜になると少し風は涼しくなるんだけど、部屋の中は蒸し風呂です。家が蓄積した熱がなかなか抜けない感じ。木造だから、これでもまだマシなんだろうけど。

 連日、テレビでは夕方から夜にかけて臨時のテロップが入ります。東京や北関東で大雨洪水警報。しかし、こっちの方(神奈川西部)ではまったく降りません。少しくらいは分けてほしい、ってのは呑気な考えだと思うけど、それにつけても異常気象。


 さっき、転寝をしていて変な夢を見ました。

 ・・・・・・・・・・・・・・・
 一人の男が小型の宇宙船に乗って星間航行していました。
 すると宇宙船は巨大な女と遭遇。
 宇宙船の窓から覗き込む顔。コクピットの男と目が合うと、
 女はおもむろに宇宙船を掴んで放り投げる。
 投げた先に回りこんでキャッチ、また別の方へ投げる。
 その繰り返し。あきらかに、女は遊んでいる。
 宇宙船の男は応戦の意思もなく、巨大な女のなすがまま。

 宇宙船はとある惑星の海に落下。
 その場面ではなぜか人型に変形している宇宙船。
 巨大な女に首根っこを掴まれ、引きずられるように
 海の中を歩かされていくぼろぼろのロボット。
 (浅い海で、海面はロボットの膝くらい)
 コクピットの男はロボットと同じようにぼろぼろで表情もない。
 果てしない砂漠を曳かれて歩く奴隷のイメージ。

 次の場面では南国の無人島。
 夕暮れの砂浜で、男は女とセックスをしている。
 巨大な女は男と同じサイズになっている。
 いやむしろ男よりずっと小柄な少女の姿。
 それでも男は仰向けに倒れたままで、その男の上で好きなように動く女。
 燃えるような夕焼けをバックに、無言で無抵抗な男と無邪気に跨る女。
 いかにも漫画っぽいカット。

 そして女は妊娠する。
 無人島には老婆がいて、女はこの老婆と二人で暮らしている。
 「元気な子どもを生むから、きっとまた会いに来てね」
 無邪気に笑う女。
 「うん。元気で」
 そう答えて、男は宇宙船に乗ってその星を後にする。
 ・・・・・・・・・・・・・・・

 途中いかにも夢らしい唐突な展開はあるけど、分かりやすい明快なプロットの夢でした。端的にいって、自分の女性観なのかなぁ、と苦笑を禁じ得ません。
 夢の映像は、ゆうきまさみっぽい感じの絵でした。ゆうきまさみの漫画はあんまり読んだことないんだけど。


 夢から覚めると、テレビではちょうどジャマイカのランナーが100メートルを9秒68 9秒69で走っていました。

 [追記] タイム、訂正しました。テレビの中継では、ゴールしたときの表示は9.68だったような気がするんだけど、見間違いだったのかなぁ。

【2008/08/17 01:28】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
その勝利に価値はなくても
 ミスチルの新曲を聴きました。

 前作のアルバムの『彩り』という曲の続編といった趣きですね。感動的な歌だと思うけど、これはオリンピックのテーマソングじゃないな、という感想は誰もが感じるところでしょう。

 「一番きれいな色ってなんだろう? 一番ひかってるものってなんだろう?」
 「『選ばれる者』とは誰? たとえ僕じゃなくたって」

 まぁ、もっとも勝利の価値を高らかに称えたり「努力は必ず報われる」なんていう歌を、桜井和寿ってひとは絶対書かないだろうと思います。その意味では至極ミスチルらしい曲なんだけど、もっとうがった見方をすれば、世界中の国がこぞってその資本と権力を測りあう、まさしく政治の一大イベントを皮肉っているようにも聴こえる。それを国営放送のオリンピック番組のテーマとして歌うことに「よくぞやってくれた!」と快哉を叫ぶと同時に、オファしたNHKの側が実際のところこの曲をどう評価してるんだろうっていうのも気になります。っていうか、よくこれでOKしたな、と。
 オリンピックというものの欺瞞性は別に今に始まったものではないだろうけど、いろいろな問題を抱える中国という国で開かれる今回の大会で表面化したものはやっぱり少なくないと思います。まだ実際に始まってもいないし、そこで起こったこと・起こるかもしれないことやその意味が議論されていくのはこれからですが、この北京五輪がオリンピックというイベントの今後を問う重大な契機になるであろうことはおそらく確かなんだと思います。

 なんて、ついついしかつめらしい書き方になってしまうのは、そもそもオリンピックに限らずスポーツ観戦の趣味はないからです。今の季節の甲子園なんかも全然興味はないんですが、この大会のファンがいう「負けたチームを見るのが好きなんだ」ってのは何となく分かる気がします。箱根駅伝なんかも、けっこうグッときたりするんですよね。

 思えば桜井和寿の歌っていうのはずっと、多くの人のあいだに共有される物語よりも、他の人が見向きもしないような自分自身の物語を綴るものでした。 9.11のときだって、その世界的な事件に衝撃を受けながらもその時書かれたのは、ごくごく身近な家族への愛情を歌った歌でした。その頃からそういう視線は彼に限ったものではなかったし、今ではそれがもはや当たり前のことになっているけど。

 今日の夕方のテレビで、オリンピック選手の引退後の問題について紹介されていたのを見ました。
 実際にオリンピックに出場して輝かしい成績を残す選手はほんの一つまみだし、そんな人たちも含めて、彼らほどツブシの効かない人間もいないでしょう。どの世界も世知辛いなぁとため息しつつ、いよいよ「スポーツってなんなんだろう」っていう思いを禁じ得ませんでした。

【2008/08/01 00:50】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
毎日あっちい
 最近家の周りをうろついてる猫がいます。口元と手足の先だけ白い黒猫。たぶん、オモシロい。どこから来たか知らないけど、鈴の付いた首輪もしてる。

 こっちがちょっとでも近付くそぶりを見せようものならすかさず逃げ出すくせに、開けっ放しの玄関からコッソリ侵入を試みたり、夜中に屋根からポリカ波板の庇に

ばんっ!

と音を立てて飛び降りて一瞬呼吸が止まるくらいビックリさせたり、っていうとんだツンデレです。でもまじで、ベランダにうんち残してくのだけはヤメテほんと。それはすでにツンじゃなくてヤンだから。

 猫って、ガラス越しやある程度距離がある位置で(つまりとりあえずの安全が確認できる状態で)目が合うと、立ち止まってこっちをジッと見返してきます。そのまま睨めっこをしていると、そのうちあっちの方から目をそらして去っていきます。その間、どういう思考の変遷があるのかを知りたい。





 うわさでは、梅雨明けが発表されたようで。


everfine


 なんていうかもう、茶番だとしか思えない。
 昨日までと何がどう変わったのか。

 僕は気象の知識はないので、また自分の住んでる場所以外のこともよく知らないので、あんまり確かなこともいえないのですが、ここ数年の日本に梅雨なんてホントに来たんでしょうか。1〜2日雨が降って、1週間以上晴れが続いて、また1〜2日雨が降って、その長い晴れを気象予報士が「梅雨の中休み」とかいってるのを聞くと、もはやセツナクすらなります。
 そのわずかな雨だって、雷雨だったり豪雨だったり嵐だったり、およそ梅雨時の雨とは呼べぬ代物だったんじゃないでしょうか。しとしと雨に映える紫陽花なんて、都会の星空くらいもう久しく失ってしまった光景なのかもしれません。

 そんななかで、さぁ気象庁はいつ梅雨明け宣言を出すか? なんてことが毎年皮肉まじりでいわれるわけですが、もういよいよこんなことを続けて何の意味があるのか、と思わずにいられません。
 もともとの「宣言」はおそらく、農業や漁業、その他季節に関係する産業の活動の目安として出されていたものだろうと想像しますが(不確かです)、その実効性って意味でももう多分皆無でしょう。何より、いまの日本には、かつてあったような「四季」はもうないという意見も聞きます。桜前線や紅葉前線も、もうとうに一本の線を結べなくなっている。

 そんな中で出すべき宣言としては「今年の日本列島に梅雨はなかった。その原因としては、それだけに限るわけではないが地球温暖化の影響も無視できない」くらいのことを言う方が、気象というものを司る役所として意義のある仕事だって気がするんだけど。どうなんかなぁ……。

【2008/07/20 01:07】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
あの子の素敵なファッションセンス
 海洋堂から出ている、フィギュアの『よつばと!』シリーズ。
 去年発売された風香の制服Ver.は、原作に忠実なプロポーション、服のシワ等各部のディテールへのこだわりが評判を呼び、発売早々に売り切れてしまったようです。この定価2,940円の商品に、現在アマゾンでは11,000円というプレミア価格が付いています。これは8月に再出荷されるようなので、狙うならそちらがベター。でもやはり、ほとんどのネットショップで予約分は終了している模様。海洋堂のオフィシャルネットショップでは注文できます。

 このラインナップにこの夏満を持して、綾瀬さんちの出来た末妹、恵那ちゃんが加わります。


恵那ちゃん


 うーーん……どうですかコレ。なんというか、理性の灯火が吹き飛びそうな造形。一言でいうならば素晴らしすぎる

 まさしく一目惚れして即注文……しそうになりましたが、でも、買っても見える場所には飾れないだろうなぁ。やっぱり、どうしても恥ずかしいです(ハルヒのねんどろいどで精一杯)。オタクのくせにおこがましかとお思いでしょう。しかし如何せん、自意識過剰には定評があるもので。
 うーん、でも欲しいなぁ。たとえ文字通り「箱入り娘」になったとしても、3,000円弱。それくらいの愛は見せんでどーする、とゆう気もします。買っちゃおうかなぁ。買ってもいい?
 とはいえ、これも海洋堂以外のネットショップではどこも売り切れ&予約終了なんで、グズグズしてたら後悔するかもしれません。風香お姉ちゃんと併せて、欲しい方はお早めに。

 んでこの恵那ちゃん、画像からのリンク先を見てもらえばお分かりのようにパーツを外せば(服を脱がせば、となぜいわない!)水着バージョンに早変わり、一粒で二度おいしいというのが売りになっています。洋服のデザインも可愛い。水着は水着でなお可愛い。なだらかなボディラインも美しい。……しかしですね、気付いてしまったのですよ。

 洋服の下は水着、ということは、スカートの下にあるモノは当然ぱんつではなく水着なわけです。それがどーしたとお言いでない。よくよく考えてみてください、これって大問題ではないですか?
 こんなに可愛いお洋服のスカートの中、そこにある白い布地は、ぱんつではないのです。見た目にそう違いはないとはいえ、この認識の落差は大きい。あまりに大きすぎる。いや何も、故意に下から覗いたりはしませんよ。そんな野暮なことするもんですか。でももし、万が一、ふとしたはずみでチラッと見えてしまったとしたら……。そのとき、ちょっと残念な気持ちになること請け合いです。


『惑星のさみだれ』2巻74P
©水上悟志 『惑星のさみだれ』


 キャラの服装の話になったので、前から思っていることをひとつ。

 漫画の中であるキャラのファッションを考えるときに個人的に外してはいけないと思うポイントは「そのファッションはそのキャラ自身が選んだものだ」という点です。そうやってそのキャラの個性を出すということはもちろん、それが「キャラを立てる」上での最も基礎レベルのリアリティだと思うからです。別の言い方をすれば、キャラに対する最低限の尊重ということかもしれません。

 描き手や読み手の「こんな格好が見たい」という欲望のみで決めてはなりません。たとえそういう部分が根底にあったとしても、裏設定でもこじつけでもご都合主義でもなんでもいいから、そのキャラがその服に袖を通す「理由」がなくてはいけない。それが用意できない限りはその服を着せることは出来ないと思うのです。 ………て、我ながら堅いよなぁ。そこがキミの作家的限界だよね、というご指摘は甘んじて受けましょう。でもまぁ、僕がこういうノリでいうことって結局は“原則”なので、自分でも正直どこまで付き合いきれるか分かりません(ぉ。

 それでも、例えばカッとなるとすぐ足技が出てしまう武闘派少女がミニスカートだったりすると、やっぱり突っ込まずにはいられません。それでいて真っ赤な顔で「ぱっ、パンツ見た!?」とかうろたえたりしようものなら、あぁこの子頭が足りないのかなと思ってしまうし、そうでなかったら露出狂が疑われるでしょう。同じ理由で、オトナな体型の女の子のブルマやスクール水着姿も微妙です。そのギャップが醸し出すエロスよりも、その彼女自身がどういうつもりなのかと訝ってしまう。

 いままでも何度か似たようなことを書いたような気もしますが、いうなればこれもキャラ表現と自然主義のバッティングということになるんだと思います。この狭間で僕なんかはいつも右往左往しています。


 『よつばと!』という作品は、卓越したキャラ漫画であると同時に徹底した自然主義が貫かれてもいます。その意味からいっても、洋服の下に水着を着るなんてずぼらな真似を、綾瀬恵那ちゃんという女の子は絶対しないと思われます。そういう異議を、ファンなら呈してしかるべきでしょう。



 あぁ、でも、可愛いなぁ………やっぱり買っちゃうかも(勝手にせい)

【2008/07/09 20:00】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
おかーさんのうた
 謙虚でなければならない、しかし、卑屈であってはならない。
 それが、とっても難しい。





 昨日に引き続き、最近の満足したお買い物をご紹介です。今日はCDを1枚。


ムーミン・セレクション~ムーミン主題歌集~ムーミン・セレクション~ムーミン主題歌集~
(2008/04/23)
アニメ主題歌 白鳥澄夫 白鳥英美子 他

商品詳細を見る


 オリジナル版は1992年発売。廃盤になってからずっと入手困難になっていたらしいのですが、最近復刻されました。

 うーん、やっぱり白鳥英美子の歌声は素晴らしいです。最近は娘のマイカさんの方が露出はあるのかな。いや、聴いたことないんで知らないんですけども……。

 第一期のOP『夢の世界へ』や第二期のED『いつかすてきな旅』、カーペンターズのような甘いポップソングの『しあわせのモルガーネ』なんかが好きです。

 とくに『いつかすてきな旅』の素晴らしさといったら。サビの歌詞とメロディに思わずグッときます。



   必ず手紙書くよ
   花びら切手貼り
   眼に映る景色のことや
   出会った人のこと
   だからずっと ぼくのこと
   忘れないでね

 これはタイトルどおり、いつか旅に出ることを夢見る男の子の幼いインディペンデンスをうたった歌です。そのことだけでも十分僕の琴線をチクチクしまくる(笑)んですが、その上でなおどうしてこんなにもグッとくるのだろうと考えると、それはやっぱりこの歌を白鳥英美子が歌っているからだと思うんですよ。

 僕にとって白鳥英美子の声は「母親」の声です。自分の親に似ているってことではなくて、もっと抽象的な意味で。

 男の子の旅立ち、それはつまり故郷の両親との別れを意味します。その歌をその母親の声でうたうってことは、「いつかあなたが旅立つ日、わたしはそれを悲しみつつも祝福します」というふうにも受け取れると思います。自分は、そこんとこにグッときてるんではないのかなぁ、と。


 加藤登紀子がロシアの民謡を歌ったアルバムがあるのですが、そのなかの最後の曲に『草原』というのがあります。
 旅の途中、果てしない草原にひとり力尽きて倒れ伏す御者の歌です。そのいまわの際、ずっと旅をともにしてきた馬に「わが馬よ きいてくれ お前だけが 最後の友」、家にひとり残してきた妻に「わが妻よ 悲しむな この荒野に われは眠る」と穏やかにうたい上げます。そして歌の最後をこう締めくくるのです。

   いざさらば わが友よ
   ふるさとの 父よ母よ

 この曲でも、もうボロ泣きですよ(笑。
 これも、母のごとく穏やかな加藤登紀子の声が効いてるんですよねー。



 全然話は変わるけど、おかーさんの声といえば、個人的に沢城みゆきさんです。
 『GA』でミントさんなんかをやってた頃から、ロリキャラながら「これはいいおかーさんだ!」と思っていました。『RM』の真紅の凛々しさとは、つまり母の凛々しさです(断言。そして今やっている『図書館戦争』の柴崎は、もうズバリはまり役ですね。郁を茶化して言った「お母さん嬉しい!」には、思わずガッツポーズしてもーた。
【2008/06/26 01:52】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
<<前ページ | ホーム |