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泣いても笑っても、2007年も、もうおしまい。
今年もお疲れ様でした。 2007年に選ばれた一字は「偽」だそうです。 相次ぐ食品の賞味期限偽装に対して、テレビのインタビューを受けた一般の方が「何を信じたらいいのかわからない」とコメントしているのをよく見ましたが、自分の舌や鼻を信じればいいんじゃないのかな、と思いました。 一口に「食の安全の問題」といっても、それぞれのケースによって深刻さの度合いは様々じゃないでしょうか。国によって厳しく取り締まるべきものもあれば、消費者がソッポを向けばそれで済むものもあります。 ……と言いながらも不安になってしまうのは、一番の問題は我々一般の人間に、もはや基本的なサバイバビリティが決定的に欠如してしまっているからかもしれません。 今年流行った言葉では、KYってのもありますが、これ、嫌な言葉ですね。 自分がまさにそういう人間だから、というのもありますけど(汗)……こんなの、ハッキリ言えば個性否定の同調圧力じゃないですか。断固与したくはないです。 個人的には、今年は精神的なストレスが体に悪い影響を及ぼすってことを初めて自覚した年だったように思います。 散々悩まされたお腹の不調も、病院であれこれ検査してもらっても、結局病因らしい病因はハッキリしないままだし、この頃はよく頭がかゆくなるんですよね……。 もちろん、ちゃんと頭は洗ってるし、シャンプーを変えたとかでもないです。ネットで調べてみると、これもストレスが原因になることが多いみたい。例によって、自己診断は慎むべきべきですが。 まぁ、年齢的にもいよいよ体にガタが出始めたってことかもしれませんけど……(しめっぽくてスミマセン;; ストレスといっても、その原因は仕事の辛さというより、思うにまかせぬ自分自身への苛立ちだったりします。そういう意味でも来年は改善していけたらと思います。 |
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先月の21日に出たキンモクセイのシングル・ベスト『ベスト・コンディション』が最近のヘヴィ・ローテーション。
彼らがメジャーデビューしてから発表した全シングルを収めたSingles Discと、新曲1つを含むBonus Discの二枚組みです(Bonus Discは初回版のみ)。 いや、これはいいですね。ベストアルバムですから、ほとんどは持っている曲ばかりで、まぁコレクターズアイテムって言っていいんでしょうけども、キンモクのシングルはやっぱり名曲揃いです。リリース順に聴くのもまた味わい深し。時代が下るにしたがって楽曲の完成度が増しているのも実感できますし、濃厚なキンモクワールドにどっぷり浸れる感じ。 ボーナス盤に入っている新曲『涙の木の唄』も、劇的な展開が印象的な名曲だし、デスノートのトリビュートアルバムに参加したときの曲『オヤスミナサイ』や、買わずにいたシングルのカップリング『逃げろ』など、ずっと聴きたいと思っていた曲が聴けたのも嬉しかったです。もう、大満足(ベタ褒めモード)。 いや、これは本気でお勧めです。 キンモクセイといえば『二人のアカボシ』の印象しかないという人が大多数だと思いますが(僕の周囲にもキンモクファンではないけどアカボシだけは好いという人は多いです。実際に、アカボシは間違いなくエヴァーグリーンです)、そんな人にもこれはぜひ聴いてほしいです。去年あたりから、映画の『Always』に代表されるようにノスタルジーブームが花盛りですが、そのムーブメントにも乗ってほしい、いや、キンモクが乗らずに誰が乗るよ? と思いますよ、まじで。 聴くべし! このベスト・アルバムを聴いていて改めて思ったのですが、キンモクの(ボーカルの伊藤俊吾の)歌に頻繁に唄われるモチーフとして 「誰かを好きになることで、人間的に成長する」 というものがあります。 『ベスト・コンディション』に収められた中からそれにあたるフレーズを抜き出してみると…… ・ 君がこの世にいるから 僕は男になる (『メロディ』) ・ 僕のことを強くする恋に変わる (『ちょうど今から』) ・ 早く優しい人になりたい (『優しい人になりたい』) ・ むすんでひらいて やさしくなれる (『むすんでひらいて』) ・ 高い空に手が届いて きれいな人になる (『涙の木の唄』) 恥ずかしくなるくらいストレートなメッセージですが、これは単なるキレイゴトというようなものではありません。いや、皮肉ではない素直な意味での「綺麗事」といってもいいのかな。 あくまで僕が個人的に感じることですが、たぶんこの伊藤俊吾というひとは、あてのない罪悪感や実存の不安みたいなものを絶えず抱えたままで生きてきたようなところがある。そういう部分が色濃く出ているのが2枚目のアルバムの『風の子でいたいね』です。この中の『真っ白』なんかは曲調は軽やかなんだけど、聴いていて本当に憂鬱になる。いや、いい曲なんですけどね。「涙が出てこないのは 裏切り者の証拠か?」なんて、その自分の苛め方が理解できすぎてイヤになる(笑)。 そんな自分の拠り所になるものは音楽しかなかった。情けない、どうしようもない自分だけど、音楽があったから生きてこれたという感覚をリアルに持っているんじゃないかと思います。そのことは続く3枚目のアルバム『Nice Beat』に収められた『ひぐらし』という曲に象徴的に歌われている。
イトシュンのラブソングにおいて「恋」は唄うこと、「君」は歌や音楽と置き換えても間違いじゃないんじゃないかなと思います。 自分の大切なものが自分を大きくしてくれる。 大切なもののために、明日また少しだけ善い自分になれる。 そういうことを信じるのって、やっぱり生きてく上で大切なことだと思います。クサイですけど、ベタベタですけど、エロ漫画描きが言うことじゃないとも思いますけど、敢えて言っちゃおう。
キンモクを聴きながら原稿作業をしていて、『金木犀の花』の歌詞が、すべてではないですが、今描いている漫画と重なる部分があることに思い至りました。曲のイメージもピッタリだし、そんなわけでテーマソングに決定。 割と時々やるんですよね。自分の中で勝手にオープニングアニメとか考えたり(笑。今まで、ミスチルの『優しい歌』とかaikoさんの『飛行機』や『be Master of Life』、『愛の病』などの曲が採用されてきました(未発表の作品含む)。 まぁ、罪のない一人遊びですヨ……。 |
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